きものひな [着物のお雛様]

きものひな [着物のお雛様]

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お客様ご自身の着物をつかって仕立て上げる雛人形です。 実際の着物を使って作る雛人形を「ひなのすすめ」では「着物雛」という名前でご案内しています。

[着物のいい部分だけを、贅沢に]
人間用の着物はとても大きな素材です。 この素材の一番美しい柄の部分を贅沢に使うことが出来ます。 いい部分を何か所も選りすぐって着せ付けすることになります。
これは、雛人形を制作する場合にはありえない事です。
通常は、生地を少しでも無駄にしないように効率よく裁断しなくてはいけないのですが、
たった一対の雛人形のために一着もの着物全部の柄を使えるという事は、デザインの幅や表現力が全く違うという事です。

[本当に思いのこもった雛人形になる]
雛人形は、女性の厄受人形という役割を持っています。そして、長寿や健康を祈願し祝う役目もあります。 このことから、女の子のあかちゃんに贈ったり、九月九日の重陽の節句にお飾りする文化が続いてきました。

・もしこれが、母親が大切に来ていた着物で作られたのなら。
・孫の雛人形を、おばあちゃんが大事にしていた着物で作れたのなら
・着物を着なくなった母へ、母の着物で雛人形を作って贈ることができたなら。

思いを伝える事が出来る。これが「着物雛」の一番良い所です。

[大人になった自身へ]
数ある伝統工芸の中において雛人形というのは、多くの工芸技術をさらに集約した物です。
こと京都の雛作りにおいては分業と言い、多くの職人の手をわたってようやく仕上がります。
このような日本の伝統工芸の最たるものを自身の為に作る、自身のために日本の伝統技術が注がれるという体験は、これからの貴方をさらに飛躍させる源になります。

着物雛京十番TN39桐箱付
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